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彼の隣の位置

2012/09/23 00:31
d1.jpg

私は、彼の隣で『恋人』のように、横になったことがない。

彼の腕枕も知らない。

彼の隣で彼に肩を抱かれたこともない。

気がついた・・…彼から抱きしめられたこともない。


書き連ねれば連ねるほど・・少し悲しくなった。

確かに・・・『恋人』ではない。
確かに・・・『愛人』でもない。

SM行為の後、同じベッドで隣に横に居させて頂くことはあったが
ホテルの天井に映る星座の話から、天文少女と天文少年だった共通点がわかり
その話をした。『天文ガイド』の雑誌の話。流星群の話。

また別の機会には、仕事の話を質問してみた。
私にもわかりやすく、優しく説明してくれた。

『ゴルフの練習をするんですか?』と冗談交じりに私が尋ねると
『練習しようかな』と・・ベッドから立ち上がろうとして
私は、泣き出しそうに、彼の手を引き止める。

飼っている犬の話を聞いたこともあった。
忠実な彼に愛されている犬の話を・・・聞いた。
私との関係の会話より、愛犬の話のほうが長く話してくれる(笑)

SM行為の後は、彼は至ってノーマルだ。
そして私に興味を失う。

私は、SMの調教を受ければ受けるほど
彼が愛しくて仕方がなくなり・・・彼との『普通の会話』が上の空になり
彼に『甘い時間』を求めようとする。

そして、拒絶される。

何度か・・そういう思いを繰り返し、私は、SM行為が終わると
服を着るようにした。

そして愛しい感情を奥深くしまいこんだ。

・・・少し・・悲しい表情をするのかもしれない。
決して・・わざと、彼に気がついて欲しくて
哀しいふりをするわけではない。

彼に不快な思いをさせようなんて、思いもしないし
彼に嫌われたくないのだから(笑)

ただ・・・『終わった。帰る準備』と事が運び出す。


彼ともっと一緒にいたい。

彼に腕枕をしてもらえたら・・。

彼に抱きしめられたい。

彼に肩を抱かれたい。


そんな気持ちが、私のどこからか現れ出す。

『キス』を求めたら・・やっぱり、拒絶されてしまうんだろうな・・
そう思うと、何も行動に移せなくなる。

彼の隣で、たわいない話題に夢中になっているふりをする。

笑ったり、冗談を言ったり・・そして、根っからのいじめっ子の彼は
『別なM女性の話』をする。

私は、押さえ込んでいた感情が、一気に溢れ出し
訳の分からない『涙』が溢れ出す。

そして・・・精一杯の勇気を出して彼の手を
探し出し指を1本1本舐めだす。

涙が止まらなくなる。

泣きながら、彼の指をしゃぶる私は
もう壊れている気がした。

『奴隸』だという事を彼は、思い出させる。



1度でいいから、彼の『恋人』的時間を
過ごしてみたい。

1度でいいから・・・。





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