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許可

2012/12/06 00:24
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離婚前の写真だ。

16年ぐらい前。

おとなしく医者の妻をしていた頃。
その頃から、SMに対する憧れは・・・あくまで憧れであって
『志摩紫光氏』のビデオを見たいと思いながらも
そういうビデオさえ購入するすべもなかった。

使い始めたパソコンで、淫らな画像を覗き見るのが
精一杯だった。

北海道に家族旅行に行き、元夫に撮ってもらった写真の私。

『SMの世界』は空想の世界だった。




今でも、この世界に入ってから、まだ知らない世界を
見てみたい欲求がないかといえば嘘になる。

足を踏み入れてしまった今・・手に入れようとすれば
手に入る世界がすぐそこにある。


調教を下さると言ってくれた方のお話は
とても魅惑的な世界だ。

ほかの奴隷の方に会ってみたい。
女王様にも会ってみたい気もする。

淫らな私は、成人映画を見る・・という場所に行くだけでも
恥ずかしく、ありえない想像だ。

SMバーに行って、公開調教を見てみたい。
参加したいかと聞かれると・・・自分では、よくわからない。

セビアンに入る勇気がない。




私は・・・あくまでも、『ノーマル』を装いたい。
決して『アブノーマル』を知られたくない。


この葛藤が私を苦しめてきた。


私は・・普通であると・・・。





先日、渋谷で人を待っていた私は、一人のサラリーマンに話しかけられた。

時々、道を聞かれる事が有り、
都内在住ではない私は、「ごめんなさい」と答える。

今回もそうかと・・・小声のその男性に聞き返した。

『30分2万円でどうですか?』と。


『え・・・?』

『30分2万円で行きませんか?』・・・と。

私は、言葉を失った。

私は・・・そんな風に見えるんだろうかと。

そういう時、子供の頃から母に植えつけられた
『はしたない』という言葉が浮かんだ。
『側室』の子孫だという事は、母にも私にも大きな影を落としてきた。

こういう時、私は、相手を責める事が出来ずに
『隙のある行動を取った』自分自身を責める。

私は・・・他の人からそう思われてしまうのだろうかと・・・。

ひどく不安に思い、その男性というより
自分が怖くなった。


淫らで下品で淫乱な自分が・・とても怖い。



黒いコートを着ていたし、ごく普通の格好だった。
私は、物欲しそうな女に見られたのだろうかと・・・。

そういう時、もう一人の真面目な私がすべてを律して
軌道修正をする。


いけない世界を・・綺麗に消し去ろうとする。

そして、何もなかったように、元の世界に戻してきた。




ただ例外があった。

彼と一緒の時は、『許された世界』に変わった。
罪悪感も感じない。

乳首にピアスを付けていても
ラビアピアスに錘をぶら下げていても
陰毛を全て剃りあげていても

彼がしてくれたことは・・・許される世界だった。

彼に鞭打たれるのも、彼のおしっこを飲めてしまうことも
彼のアナルを舐めることも・・・許された世界。

『・・・・をしてもいいですか?』と許可を得ているうちに
彼が許可する事は、罪悪感が消え
彼の許可ないことは・・・常に罪悪感が伴う。


私は、彼にコントロールされてしまっている。


だから、今回『ほかのS男性に調教を頂いても構いませんか?』と
許可を頂こうとしたが・・彼から返信はなく
私は、そのお話をお断りした。



その男性は、とても魅力のある紳士的なS男性だった。

とても、興味のある内容だと思う。

知ってみたい世界だ。

私に残されたマゾヒストとしての時間は
確かに残り少ない。


でも彼の許可がない私は、きっと常に罪悪感が伴い
途中で逃げ出してしまったんだと思う。



逆に、彼の許可・・というか命令だったら
『30分2万円』の男性と一緒に行ってしまう・・・。

私は、恐ろしい女だと・・・思った。







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