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気遣い・・

2012/07/31 23:13
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私は、彼を誤解していた所があった。

彼は、軽くSMを考えていると思っていた。
『SMごっこ的に』。

私は、都合のいい女・・・と扱われていたと思っていた。

確かに・・・そういうことが多かったが(笑)

この5年間、彼は『ギブアップ』寸前で、いつも手を差し伸べてくれた。

思い起こせば・・・『偶然』の様に感じてはいたが
私の限界を見極める能力は、確かに私の『主』だったかと思う。


それ以前に私が『お願いです。連絡をください』と
最後の限界を彼にメールしていたからかもしれない(笑)

『SOS』を出せば、必ず彼は助けてくれる・・・
そう言う根拠のない『信頼』を、不思議と私は彼に対して持っていた。

彼は、やさしくない。
彼は、冷めている。
彼は、甘い言葉をささやかない。
彼は、冷酷なサディストだ。
彼は、意地悪だ。

あげたら・・・きりがない(笑)

以前彼が私のブログを読んで言った感想。
『私は、とても冷たく嫌なやつだと思われているな(笑)』・・・と。

私は、否定しなかった。

確かに彼は『恭子が1番だ』と言ってくれたことはない。
私は、『最下位』を頂くのが精一杯だった。

確かに彼は、私が『私はF様に必要ですか?』と質問しても
返事はいただけなかった。
私は、『奴隷解放』を受けた。

確かに彼は、『恭子が好きだ』と言ってくれたことはない。
他のM女性に興味を持っていた彼だった。

何度か『私を好きですか?』と聞いてみたことがあった。
初めてイタリアンで食事をした時、向かい合うテーブルで彼に聞いた。
少しワインの入った彼は、いつもと違う少し優しい彼だった。
『嫌だったら、こういう所に連れてこないよ』と言ってくれた。

でも彼は、私以外でも飲み友達は、いる。

『じゃあ・・・私のこと好きですか?』
といつになく粘って聞いた。

『言わない』と彼。

『私のこと好きになってもらえませんか?』とかなり粘って・・聞いた。

『そういう事は言わない』・・と。

私は、一言だけ『恭子が好きだ』と・・…いう言葉が欲しかった。


sexをしても、キスをしても、中出し頂いても・・・それは彼が私を
SMの対象としての行為で『好き』とは別物の気がしていた。

この5年間、『好き』という言葉は、頂くことが出来なかった。

とても切ない現実だ。

・・綴りながらため息が出てしまう(笑)

私は、彼に何度『F様が好きです』と告げたことだろう。

車の助手席で。
メールで。
電話で。
フェラチオをしながら。
アナルを舐めながら。
唾液を頂きながら。
ムチで打たれながら。
sexをしながら。

『好きで仕方がありません』と告げてきた。
なんにも反応してくれない彼に涙ながらに
『こんなに好きで・・…どうしたら良いでしょう』と告げたこともあった。

彼は『知っているよ』と答えるのみだった。
それが彼の答だったんだと今は思う。
『好きな感情はない』とは、さすがのサディストの彼でさえ
私に告げられなかったんだろうと。


ただ、私が心から困って『緊急に連絡下さい』とメールした時
新幹線の中から電話をくれた。
何度か、電波が途切れ途切れだったが・・・
『守ってやるよ』と言う言葉を頂いたことがあった。

『主』だから『奴隸は守るよ』と。

途切れる携帯の電波が、遮られながらも・・聞こえた。

『酔っているのですか?』と聞いてしまうぐらい・・・。


ひと月に5~6箇所海外を回らなければいけない彼は、
私を『守る』時間的余裕はなかったはずなのに
『必ず時間は作る』と言い切ってくれた。

普段甘い言葉を口にしない彼の『宣言』はとても
信頼できる。

そして彼は・・言ったことを必ず守る。

でも、今の彼の仕事や立場を考えたら、実行することは至難の業だと思えた。

私は『好きだ』という言葉は、最期まで頂けなかったが
『奴隸を守る』という言葉を頂けた。

彼にとって私は、恋人ではなく、確かに『奴隸』だった。


彼は、いつも私を守ってくれていたような気がする。
そういえば、鞭打つ時も、縄で縛る時も、露出する時も
夫に会って話をしてくれた時も・・・いつも気遣っていてくれた。

ピアスさえ開けることも、ためらってくれていたのは
私より彼の方だった。

『大丈夫なのか?』といつも言ってくれていた。


私は、大切な物が見えずに・・・軽い『好きだ』という言葉だけ欲しがり
彼から結局、最下位の地位さえ取り上げられてしまった。

最悪の奴隸だ。

いや・・今は奴隷ですらない。



『恭子が必要だ』ともし言ってもらえたら・・・
私は、どう変わっていたのだろうか・・・


必要な『奴隸』で居たかった。

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