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忠犬・・・

2012/07/27 18:40
33a.jpg

ブログは、唯一、私の性癖を晒せる場所であり
ホッと出来る場所である。

こうして、またブログを続けられることに感謝しています。



私は、マゾヒスト云々より・・ただ『恋』をしたかったような気もする。

『好きな人』が居てくれるという事は、日々を輝かせてくれる。

最初の結婚は、元夫に日々恋をしていたような気がする。

好きな人のために、家事をする。
掃除、洗濯、食事の準備・・・すべてが楽しい。

元夫は、サディストではなかったが
とても好きだった。

昔の私は、サディストでなくても『恋』は出来ていた。



今の私は、恋の対象が『サディスト』になってしまい
とても苦しく、切ない恋をしたような気がする。

彼は『恋』は望んではいなかったのだから。


1度だけ、彼とイタリアンの店で食事をしたことがあった。

『F様とこういう所は初めてで・・・緊張します』と告げると

『そうか・・いつも如何わしいホテルばかりだったからな』と
冗談めいて話す彼に、少し緊張がほぐれた。


確かに、この5年で始めてだった。

何度か『飲みに行くか』と声をかけてもらったことがあったが
私は、彼と『いかがわしいホテル』でのSMを選んだ。

彼との貴重な『会えた時間』を、究極の選択で
『いかがわしいホテル』を選ぶしかなかった(笑)


一緒におしゃれなランチ、ディナーをしたくなかった訳ではない・・・。

それに私は『最下位奴隸』と言う位置だったから
そういうものと・・・諦めていた。

私は、『風俗』の少し・・ほんの少し上レベルかと・・・自覚していた。

だから、表に出るべきではないと。
だから、表に出して頂ける相手ではないと。

彼と夕方待ち合わせをした。

沢山の若い人達が、待ち合わせ場所で嬉しそうに
相手を待つ。

私も・・・彼を待つ。
『もしかして、ドタキャンもありえるから・・その時は許せ』と
待ち合わせ1時間前にメールが届く。

覚悟しているし・・・彼との関係でそういう事は
『当然のこと』と慣れていた。

『大丈夫です。お仕事優先にして下さい』と返信する。

そして・・・不安になる。


『会いに来てしまった良かったのだろうか』・・・と。
彼に無理をさせてしまい、私のことを負担に思ってしまうのではないかと・・。

『会いたい』気持が大きくなれば成る程
私は、ほんの10分でも、1分でも会えれば構わないと想うようになり
その思いが、彼の重荷になってしまっていたような気がする。

私は、ドタキャンでも構わない・・・そう思っていたことも
本当だ。


その理由の一つに・・・あまり『良くない理由』がある。

あえて・・ここに綴る・・と。

彼が好きすぎて、苦しくて、彼を嫌いになりたい自分が現れ出す。

『逃避』

私の得意とする行為だ。


もし、何時間も待ってドタキャンされたら私は、少しは
『彼を嫌いになれるのではないか』と・・・愛しすぎて
苦しすぎて・・おかしな考えが現れる。

片思いは『苦しい』。

もし彼を嫌いになれたら、私の『苦しい想い』は
少し楽になるのではないかと・・・。

こういう感情は・・・女性は少なからず持つものであるかと思う。

彼にほんの少しでも会いたい・・・そういう気持ちと
苦しさから逃れたい・・・相反する感情で
彼を待った。



とても天気がよく、少し蒸し暑い夕暮れだった。

この景色は、一生想い出に残りそうな予感がした。
彼を待つ間、そんな事を考えた。この『待つ時間』が
かけがえのない時間なのではないかと。




『今、会議終了』と短いメールが届いた。

彼に会える・・・うれしさで心が踊り、同時に、彼に会えるという
緊張が走る。

・・・そう・・彼に似た男性とジムのエレベーターで二人きりになった
『ドキドキ感』とは比べ物にならない。

彼は『本物』だから。



『今地下鉄の駅』

『着いた』

と彼からメールが届く。




私は、彼の命令通り、首輪はさすがに外したものの
写真のように、胸のボタンを外し、彼を待った。

彼は、私を見つけ、表情一つ変えずに
歩き出した。

他の人達のように『待ち合わせ場所』で相手が来て
うれしく話すこともなく、歩き出した彼の後ろを高いヒールで
付いて行く。

やはり・・風俗の少しだけ上のレベルなんだと・・・自覚した。

それでも、待ち続けて主が来なかった
忠犬ハチ公よりは、マシかな・・・とほんの少し切なく
彼の後を追う。


待ち合わせ場所で、彼が私を見つけても、うれしそうな顔をしてくれることもなく(笑)
もしかして・・・ハチ公の主は、ハチ公を見つけたら『嬉しそうな表情』をして
ハチ公を撫でてくれたのではなかろうか・・・と・・・くだらない事を思い巡らせながら
彼の後を追った。

『最下位の奴隸』なんだと・・・再確認した。

それでも、彼が愛しくて、彼を慕わずには、いられない。

気がついた・・。

もしドタキャンされてしまっていたとしても、彼を嫌いになることは出来なかったと思う。

SMの調教は・・・そのぐらいでは、消し去れない。

『忠犬恭子の像』が建ってしまいそう(笑)


しばらく、回想ブログにお付き合い下さい・・・








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