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奴隸からの提案・・・Ⅲ

2012/06/16 01:09
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彼は『貸し出しはしない』と、言ってくれていた。

夫からの『貸し出し』行為が、とても嫌だった。

『とても嫌』と言うには語弊がある。

貸し出しされて・・・その行為自体、批判的な私なのに
そういう行為でとても淫らになり、感じてしまえる
『淫らな自分』を目のあたりにすることが嫌だったのかもしれない。

『淫乱な自分』をまざまざと見せつけられる。

とても、屈辱的で、憎む相手は『自分』。


そしてもうひとつの理由は、『貸し出されてしまった』・・・
『価値のない存在』という気がしていた。

『飽きられた玩具』のような気持。

だから、彼が『貸し出しはしない』と言ってくれた事は
とっても、嬉しかった。


『私は、恭子を貸し出すつもりはない』と告げてくれた事は
・・・私の中の彼から頂いた数少ない
『嬉しい語録』の一つだった(笑)。

その一つが消えて行く。


彼が、私を貸し出さない理由は、『他のサディストからの責めに私は耐えられないから』という
理由だった。

『私の奴隷として、誇らしく耐えられるか?』と・・・。


私は、彼も・・ほんの少し私を『貸し出したくない』と思ってくれているのかと思って
喜んでいた。

なんとなく『大切に思ってくれている』そう自分勝手に思っていた。

『今の恭子では、厳しい調教には耐えられないだろう・・。だから、会うなら4人で会うようにしよう』と。



私は、彼からの鞭に逃げていたのも事実で、
マゾヒストを名乗れない。

私は、悲しい気持ちになって『SMクラブでは、吊るされて鞭打たれたこともありました。
大丈夫です。』と・・・強がって返信した。

『馬鹿みたい』な私だ。

私は・・・奴隷から提案をした。

『貸し出し』行為の話を。


心の何処かで、彼が『やめよう』と言ってくれるような気がしてもいたし
私の奥深い淫らな感情は・・・『貸し出そう』・・‥と彼が言い出すのを待っていたような
自分でもよくわからない気持だ。

『私の奴隷として恥ずかしくないように耐えるように』とお返事頂いた。


私は、もしかして初めて彼から『貸し出されてしまう』かも知れない。


私は、彼にとって・・・そういう存在になってしまったようだ。


諦めと・・複雑な期待感と・・‥自己軽蔑的な感情とが
1日中、頭からはなれなかった。

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