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恋人の時間

2012/03/26 23:21
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私は、あまり絵に描いたようなデートをした経験がない。

最初の結婚は、学生結婚だったせいか‥…金銭的にも
余裕がなく、贅沢なデートは出来なかった。

元夫が就職してからは、逆に、帰宅する時間が〇時を過ぎること
がほとんどで・・・金銭的に余裕ができても時間がなかった。

娘が生まれてからは、私たちは、親としての時間を持つようになった。

土日は1泊数万円のバイトを入れて、大学からの少ない給料を
まかなった。

他の家族が羨ましいと思うこともあった。

夕方家族が揃う。

週末は、家族で出かけられる。

ごく普通が‥…うらやましく感じた。

そしてせっかくの休日まで、急患で呼ばれた。

‥……勤務医とは‥…それほど・・良いものではない。


でも、私は、元夫に尽くすことに幸せを感じていたし
娘に絵本を読んで幸せに感じていた。

今ほど欲張りではなかった気がする。

『満たされている』事は、欲がなくなることでもあるのだろうか(笑)

満たされた時間は……‥その時はわから無いことのほうが多い。

今の私は‥…‥どうなんだろう。


今の私は、欲張りなのだろうか。
満たされていないのだろうかと・・・。

彼から調教を受け始めてから、空想だったSMが現実のものとなり
満たされていった。

ただ、調教が進めば進むほど彼からの『SM的行為』だけではなく
彼の『心』が欲しくなっていった。

彼は、私のこの1文を読んだら・・・きっとがっかりするだろう。
『躾が行き届いていない』と。


主が魅力的であれば有る程、奴隷の私たちは、主にのめり込んでいき
その度合いに、奴隷である私たちは戸惑い、苦しむ。

何処まで許されて・・・どこまでが負担になってしまうのだろう。

自分自身の心を持て余す毎日。

もっと楽に考えたらいいのかも知れない。

彼との行為を『プレー』と軽く考えよう・・・

SM行為に専念しよう‥そう思って彼に会った。


でも、彼と・・初めてのノーマルなsexをして
主と奴隷ではなく・・・『絵に描いたようなデート』とまでは行かなかったが
私の思い描く『恋人』のデートをすることが出来た。

彼とのノーマルな時間。

マゾヒストの私が感じた、彼とのごく普通の出来事は
とても新鮮で心に残った。

『何もかもSMでは面白く無いだろう。たまには、こういうのもいいだろう』
と・・・彼が私に告げた。

驚き、少し・・深く考えてしまいそうになったが
私は、彼とほんの少し『恋人的時間』を過すことが出来た。

彼から『恋人ではない。奴隷だ』と言い聞かせられていた私だったが
戸惑いながらも、彼と甘い時間を過すことが出来た。


夢のよう・・・・夢かも・・・。

こうして・・私は、もっともっと彼に心惹かれていき
『気楽に考える』事が出来なくなった。

そして彼は、惹きつけるだけ惹きつけた私の心を
また冷たく突き放す。

また連絡が途絶え、愛しさが増した分、かなり苦しい感情になってしまった。

彼は、生まれ持ったサディストだと、私は思う。


今度生まれてくる時は、Sに生まれてきたいと
真剣に考える(笑)・・・M的な私だった。




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