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溶け出す

2011/12/08 19:47
ss55.jpg

母親や父親になれば、『恋』や『性欲』とは無縁だと思っていた。

特に私の周りの大人は、そうだったような気がする。

それともうまく隠していたのだろうか・・・。

時々・・・何も感じない・・・特に感動することもない自分に
寂しさを感じていた時期があった。

薔薇を育ててみたり、映画を見たり、それなりに『楽しみ』は、
あったかと思うが・・・彼と出会ってから知った『SM』行為のような
激しい『時間』とは比べものにならない。

他の事がかすんでしまう。

10代の頃好きなアイドルがいたわけでもなく
最初の結婚も「熱烈な恋愛」ではなかった。

私は、本気で好きになったことがなかったのかも知れない。

というか・・知らなかった。

それなりに、男性に困ることもなかった私は、自分から好きになることはなく
相手が気に入ってくれたから、私も好き・・・という具合に。

本当に良いと思った人に、声をかけることもなく
積極的に行動するわけでもなかった。

『断られること』が怖かったし・・・いつも2番手が安心できた。

気になる男性を友達が気に入れば、身を引いた。

本気で何かを手にしたいと思ったことはなかった。

40代の私は、はじめて、手を出した。

こんなに、切ない関係になぜのめり込んでしまうのか
自分でもよくわからない。

彼の携帯にメールをしても返事をいただくことはない。

気の向いた時・・突然彼からメールが届く。

私は、つかさず返信する。

彼の時間が許せば、数回メールのやり取りが出来る。
彼の時間がなければ・・・そこで終わる。

時々、どうしても聞きたいことを聞いた後
その返事を聞きたい時でも・・・連絡が途絶える。

彼は、私の性癖を認めてくれた、初めての男性だ。

SM嗜好で・・・こういうことでしか興奮できない
私と同じ思考を持った、同じ匂いの男性だった。

SM嗜好といっても、ソフトからハードまでかなり幅が広い。

初めてメールで話した時、私は、自分の嗜好を
隠しながら話した。

本当のことを話したことはなかったから・・誰にも。

彼の嗜好を聞き出すうちに、以前私が彼に話してしまったのだろうか・・・
と不安になるぐらい・・・同じ感覚だった。

メールだけで・・・ゾクゾクした感じがした。


今まで隠してきた罪悪感という塊が・・・『彼と同じ』…・だということで
一つ一つ、溶け出していくような気がした。

ある意味、彼は、私の初体験の相手のようなものなのかも知れない。

あまりにも・・・同じ嗜好で、
怖くなり・・・逃げ出した。

5年間も。

そして彼に縛られてしまった。

心から。

40代の私は、彼に恋をしてやまない。

でも、かれの初体験の相手ではない私は
・・・彼の通過点でしかなく・・・特別でもない。

恋は、切ない。

そして叶わない。

私の年齢で知るには・・・遅すぎて・・苦しい。
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