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壊れられない私

2010/01/04 00:24
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いろいろな人が・・・M性を分析してくれている。

素直に・・・『そうなんだ』と思えることが多い。

ただ・・・個々の人生は誰一人同じ人はいない。

その関わってきたそれぞれの出来事や体験が・・・
その人の人格や性癖に少なからず影響を与えて・・
人格を形成していくような気がする。

たとえば・・・私が思い当たりことは・・・

12年前の・・あまり触れたくはない・・・話。

真面目な内容なので・・・・


私は夫の浮気を知った時、妊娠がわかったばかりだった。

つわりとショックから・・・食事を取れなくなり・・
言葉も話さなくなった。

信じたい気持ちと信じられない気持ちが交差して
私は・・・『sex』を・・・『ただの行為』に置き換えることで
克服しようとしていたようだった。

『ただの行為』を初めてした相手は、私をただの『sex処理の相手』として扱った。


私は、当然、妊娠していたことを隠していた。
まだ安定期に入っていなかった私は・・・ただただ・・・ノーマルな体位で
ノーマルなsexをした。

その時の・・・悪魔にでもなったような・・・
・・・・・・・人間でなくなってしまったような・・・・
・・・・・・・生きている資格がなくなってしまったような・・・・・
その時の『心』は、今でも私の心に深い影を落としている。

『ただの行為』は、1度で十分だった。

そして何も変わらなかった。

ただ・ただ・・・どす黒い罪悪感だけを残していっただけだった。


夫は、仕事の忙しさを言い訳に・・・・「何とかなるんじゃないか」・・・という
楽観的な考えをしていた気がする。

『医者』になった彼は・・・世の中が全て・・・自分の思い通りになるような
そんな錯覚をしていた気がする。

ただただ時間だけが過ぎていった。

私の気持ちも、私の行動も何一つ分かっていない夫は・・・
私が・・・『中絶』を望んでいたことにひどく・・戸惑い・時間稼ぎをして
事を済まそうと思ったようだった。

私は・・・産めるはずがない。
産む資格がない。
私は人間ではない・・・。

産婦人科で中絶を決意した時には・・・1日違いで『6ヶ月』に入ってしまっていた。

6ヶ月を過ぎると・・・普通の中絶は出来ない。
死産という形の中絶になる。

前日、薬で・・・胎動を止め・・・翌日出産という形をとる。

胎動が止まっていく。
点滴が身体の中に入っていく度。

その夜は・・・夫は急患で私に付き添うことはなかった。
婦長さんが付き添い用のベッドを用意してくれていたのに・・。

「そうか・・こういう日は・・・普通は泊まってくれるんだろうな」と
夜中・・・誰もいない付き添い用のサマーベッドを見つめていた。
まるで他人事のように。

そして・・・本当に急患だったのか・・・疑いながら・・過ごした夜だった。
朝方、夫は、急患を終え病室に現れた。

『やっぱり・・・仕事だったんだ』と・・・ホッとした自分が
惨めで情けなくなった。

浮気していた時もこんな時間に帰宅していた事を忘れてしまうぐらい・・
私は不安で、心細い夜を過ごした。

翌日・・・意識のある中で・・自分で決めた・・『死産』の出産をした。

なぜか・・・娘を産んだ日を思い出した。




誰を責めるでもない。

私の責任だから。


私は・・・壊れていった気がする。

私は…このときから・・変わっていった。



いっそのこと・・・精神が壊れてしまっていたら楽なのに・・・

7年間メールした精神科医に良く聞いた
『私は・・・壊れている?』と。

でも彼は・・・診断してくれなかった。


信じられなくて・・・心療内科を受診しても見たが・・
私は・・・ノーマルであると言われてしまった。


ノーマルなわけはない・・・。

私はこんなにもアブノーマルなのだから・・。


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