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指先の愛情

2015/08/18 00:41


彼が、『残酷な終わりの話』 を下さった後・・・彼は
私をまた、ミストレスで晒して下さった。

『おはよう、変態淫乱マゾ牝奴隷恭子。
SMしたくなってきた。来週、水、木、ミストレスと調教決行。
水、木曜日、どっちが良い?』
と彼らしいメールだ。

普通のカップルの次の予定の決め方は・・・どんなものなんだろうか・・
と考えたりもする(笑)

彼が提示してくださった日が、ちょうど生理予定日で、私はその旨を伝えた。
『生理か・・・また別の日を考えよう』といつもの彼からのメールに、少し残念に思い・・・
それでも彼の『別の日』と言う言葉に・・・・『次』があることに、心ほっとした。

生理がくる事さえ・・・申し訳なく思う。

そんな気持ちが届いたのか、生理が早く来て、彼の指定した日に
間に合いそうだった。私は取り急ぎメールをした。

彼の『次』は・・・何ヶ月も後だったりする。

『会いたい』気持ちを何日か、メールで伝えた。

数日後  『木曜日20時半まで会議。
次の朝も7時にはチエックアウトだからあまり時間がないが』 と返信を頂いた。

私は、心踊り・・・その日を待った。

『ミストレスに9時前には行くよ』と彼の予定に合わせて
私は、『20時半ごろに行きます』と答えた。


当日、ミストレスにつくと、さやか様が私を縛り上げてくれた。
彼が、『晒してもらうように』とさやか様に連絡を入れてくれていた。

私は、こんな格好に縛り上げられ、ミストレスの店内で
放置された。

でも・・・縛り上げられる時に触れる、さやか様の甘い香り、
きれいな指先、柔らかい胸に・・・ときめいてしまうのも事実だった。

さやか様は、私が苦しすぎないように、気配る下さる。
いつも感謝している。

9時を過ぎても彼が来る気配はなかった・・・。

何人かのお客が来たことを目隠しの状態で
知る事は出来るものの・・・・
会話の声から彼ではないことを知る。

『もうすぐ彼に会える』という・・・うれしさは
身動きできない状態で、目隠しされ・・・彼を見る事も出来ない私の
五感を研ぎ済まさせてくれていた。

彼の歩き方を思い出したり・・・彼がバックを置く置き方を思い出したり・・
彼を思って待ち続けた。

今何時だろう・・・。

ほんの少し手が苦しくなってくる。

ほんの少し・・・切なくなってくる。

ほんの少し・・・不安になってくる。

『彼が来ないかも・・・』と。

心細い気持ちに覆われそうになった時・・・
少し、バタバタした様子で誰かが来た。

さやか様との会話で、彼だということに気がついた。
本当は足音で・・・歩き方で・・・『主』だという事を気づくべきなのに・・・
と心から『忠犬ハチ公』より劣る事に、敗北感を感じた(笑)

うれしくて仕方がない。

そばに駆け寄りたい。

足元に這い蹲りたい。

身動きが出来ない私は、目隠しされた顔を彼のほうに向けるのがやっとだった。

見えないのに・・彼を見たい・・。
私の中で・・・『主』である・・彼は、どうしょうもないぐらい愛しい存在だ。

IMG_3928.jpg

さやか様は、身をよじりながら彼に反応する私に
電マを与えてくださった。

彼は、私を遠くから他のお客と笑いながら見ていた。

私が彼に気がつき、切なく反応する事を弄ぶ様に・・
私に触れてくれる事もなく・・・さやか様や、他の人と談笑している。

私は・・・ひどく・・・孤独感を感じた。

メールも・・・そう連絡さえ思うように行かない・・・
やっと会えたとしても・・・手を触れる事さえ出来ない。

今回は、見る事さえ出来ない。

私は、自分の地位を改めて思い知らされた。
『銀座のママ・・・の後遺症』と彼に告げていた私は
少しは、今回は私に優しくしてくれるかも・・・と期待していた。


私は、『最下位奴隷』なのだと・・・思い知った。

彼は、わたしに会いに来てくれるのではなく・・・
『奴隷を晒す場所』として・・・来てくれるのだと気がついた。

『会議が終わったんだけど・・誘いを断れなくて・・』と時間に遅れた事を
話していた。

私は・・・そういう存在なんだ・・・と目隠しされた目が
少し・・・涙がこみ上げてきた。

アイマスクを、『涙で汚しちゃう・・・』などと・・・こんな時にさえ考えている
おかしな自分に笑えた。

愛されない奴隷・・・・。

なんだか・・惨めな自分と、ミストレスの人の談笑と妖しい音楽に包み込まれ
電マの刺激は・・とても刺激的に動き出している。

そっと・・誰かの指が、私の拘束された指先に触れた。

私は、指先で彼なのを確認した。

口に咥えさせられた縄で、声が出せない。

呻き声に似た声で、私は、感情を表し、彼の指に私の指を絡めた。

記憶違いでなければ・・・彼も私の指をまさぐって、強く強く握り返してくれた。

彼は、他の人と会話を続けながら・・・私の指を愛撫してくれた。


『愛しい』想いを・・指で表すとしたら・・・こんな感じ。

彼の想いは・・・奴隷の私には・・・わかりかねる。

でも・・・私は、彼の指に指を絡ませながら・・・逝くに近い快感を得た。

私の・・数少ない『逝く』体験だった。






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