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一貫した冷たさ・・

2015/06/27 09:52
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朝早く、彼が会議で出かけた後、私は、部屋に残り昨夜の調教を思い出し

そっとベッドにもぐる。彼が寝ていた枕に・・・そっと顔を近づける・・・ほんのり彼の香りがする。

まだ、ベッドに彼の体温が残っているような気がして・・・彼を堪能する。

ストーカーみたいな自分に少しおかしくなる。

ハンガーにかけてある、昨夜着ていた彼のスーツに触れてみたくなるが
私のフレグランスの香りが移ってしまったら・・・と思い・・・静かに眺めるだけにする。



『今回は同じホテルに連泊だから、恭子は朝ゆっくり出来るぞ』と彼が言ってくれた。

『僕は、7時から会議だから、その前には出るが・・』・・・・と。



いつもの私は・・・・
役職が上がった彼のとる部屋は・・・ランクが上がり、窓からの景色が見事だったりする。

彼と一緒に高層窓からの夜景を眺めることもないし・・・
朝の景色を見る事もない。

私は、静かに、カーテンを開け、一人夜景を目に焼き付ける。
彼がいる部屋の記憶・・・として。
奴隷らしすぎる・・・扱いにすっかり慣れてしまっていた(笑)

5時ごろに起きて、静かに彼を起こさぬように・・・・
物音を立てぬように・・・・身支度を整え
6時にはホテルの部屋を後にする。
シャワーを浴びたいが、以前シャワーの音がうるさい・・・と
言われた記憶があり・・・シャワーさえ気が引ける。


甘い朝は、記憶にない。

彼が寝ている間・・・さよなら・・・さえ言わずに部屋を出る事もある。

そんな朝は、決まって快晴のさわやかな朝だったりする。
人も少ない地下鉄を待つ間・・・なんとなく、ただの『性処理奴隷』 的扱いに
急に悲しくなり、涙してしまう事もある。

少し寝不足な、ほとんど化粧のない私は・・・涙が似合いすぎて・・・・
人に見られないように下を向いて時を送る。

『もうやめよう』・・・・何度も思ってきた。

『今回で終わり』・・・そう心に決める。

私は、こんな惨めな女を望んでいたわけではない・・・。

それでも・・・彼が愛しくて・・・また次の調教のメールに心踊り
彼に鞭打たれに来る。




『今回は、恭子は、朝ゆっくり出来るぞ』  という言葉少ない彼に・・・
 
『いつも・・・少しは、私をかわいそうだと思ってくれていたのですか?』と・・・冗談交じりに彼に尋ねると

『そんな事は思わない。恭子は奴隷なのだから』  と一言。


人1倍シャイな彼の・・・垣間見える温かさに、私は惹かれているのだと思う。

仕事の重圧、ストレスを私の前であらわす事はなく、
いつも淡々と冷たい・・・だから・・・逆に、不機嫌で当られたりと言うこともない。

いつも、一貫して冷たい(笑)

私は、機嫌が良かったり、悪かったりで人に当たるタイプが苦手だ。

機嫌がいいときは良いが・・・その逆は、対応に困るから。


彼から調教を受けた翌日、ニュースで彼の立場を知ったりする事もしばしば。

良くそんな状況で、私とSMプレーに身を置けたものだ・・・と
感服する事もある。

彼は・・・精神的にどこか・・・変。
彼は・・・精神的に・・・・・強い。

サディストは、自分の中に物事を抱え込み、自分で飲み込む。

オロオロするばかりの・・・私には、彼はとても安心できる存在だ。

表だった優しさを・・・表現する事はないのだけれど・・・・心の奥深くが
やさしい。

サディストが魅力的な理由。

だから、彼の奴隷で居続けられた。




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