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病んでいるのかも・・・

2015/03/12 11:55
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私が、ミストレスに着いてすぐ、さやか様は 『彼が命令したポーズで待っているように・・・と言われている』と
準備下さろうとした。

私は、今回の明日の貸出の経緯、今日、急に銀座のママが来ることになった事・・・
諸々、さやか様に聞いてもらった。

『あと、1時間は来ないだろうから・・・大丈夫です』とさやか様に告げた。



私は、はじめて、H様から『ミストレス』に連れてきてくださった時には
ひどく緊張した。

摘発の入ったり危険な店ではないのが、ホッとする。

店長とゆうな様は、先日のマラソンを完走された。

お祝いのケーキで楽しく談笑されていたりする。

何よりも、私が魅力的に感じることは、店長はじめ、さやか様、ゆうな様・・・
ごくごく常識的な、人間的にも、しっかりしている。

ただ・・・・一つ。SM嗜好であるという事。

これを異常と言われてしまったら・・・何も言葉はない(笑)

以前、H様とアルファインでほかの初心者のカップルと話をしていた時に
いかに、ミストレスが、素敵か・・・力説してしまった。

私は、ミストレスの回し者ではない(笑)

ただ、安心して、SM嗜好を認めてもらえる場所・・・というものは
そうそうあるものでもない。

親、兄弟、友人にさえ話せない。

同じ、嗜好の者同士が・・・初めて理解できる世界なのだから・・・。

私もあと数年で、表の顔だけになってしまうのだろうか・・・。

裏の顔は・・・今になってとても大切な私のアイデンティティの一つだ。

・・・・私は、表の顔は・・・本当に普通の主婦なのだから・・・。

・・・話が飛んでしまった。



ミストレスでさやか様と話をしていたら、彼が綺麗な女性を連れて店に入ってきた。

『なんだ、例の格好で待っているはずなのに』と彼が言った。

そんな事より・・・『はじめまして』 と挨拶をした、銀座のママの事で私は
頭がいっぱいだった。

とても感じのいい、気配りのできるママだった。
『若いのは嫌だろうから・・・・同じぐらいにしてやった』・・・と彼が以前言っていたが
十分すぎる綺麗な人だった。

私が、彼と距離を開けて座ることに気を使ってくれたり
自分のせいで 『恭子さんと彼が仲が悪くなったりしたら・・・』  と、気にしてくれていた。

銀座のママが私に優しく気を使えば使ってくれるほど・・・私は、彼から冷たくあしらわれた。

そうして、銀座のママに気を使わせてしまうような、対応の私を責めた。

『明るくしなくちゃ』『普通に対応しなくちゃ』・・・・そう思えば思うほど
ぎこちない対応になり・・・・彼を怒らせた。

それでも、私は、彼の機嫌を取りたい一心で、命令のポーズに店の真ん中で拘束された。

首輪が締まり・・・息が苦しい。

ブーツの足がつってきた。


それ以上に、彼と銀座のママの声だけが、まるで、糸電話の声のように
耳に入ってくる・・・。

残酷な時間だった。

苦しい時間だった。

肉体的にも、精神的にも。

そして、彼は、私の無様な醜いお尻を、銀座のママと笑いながら叩いた。

さすがに、銀座のママは、私に気を遣い、『綺麗なお尻ね』と言葉をくれた。

彼が、 『鞭で叩いても構わない』 と告げたが、銀座のママは、鞭は入れなかった。


こんな・・・屈辱は・・初めてだった。

『彼が連れてきた女性』 からの蔑みだったからか・・・
『彼の奴隷になっても構わない』 と言った女性だったからか・・・・


ひどく落ち込んだせいか・・・呼吸が苦しくなり、冷や汗をかいてきた。
以前、ミストレスで失神してしまった記憶がよみがえり
私は、ギブアップをした。

『なぜ辞めるんだ』と彼の怒りを買った。


この記憶が、何ヶ月経っても私の心を蝕み
私は、彼が怖くなった。

彼を愛しくて仕方がない。

でも彼に会うのが怖い。

『PTSD』ってこういうものかも。


あの日から、何度も、何度も、その情景がよみがえり・・・
会話の内容や・・・その時流れていた音楽が鮮明に記憶されている。

私は、ミストレス・・・という、心の拠り所の場所で
残酷な調教にあい・・・心閉ざしそうになった。


その後、彼に『残酷でした』 と告げたが

『僕は、興奮した』

『恭子を精神的にいたぶると興奮する』・・・・・と。

『サディストとは、そんなものだ』・・・と彼は言った。


私には理解できないし・・・・今回は、かなりの精神的ダメージを負った気がした。

『私を精神的にいたぶり、私が逃げ出したら・・・なんて思いませんか?』・・・と彼に尋ねた。


『思わない』・・・と彼。

『そこに耐える姿が愛しいんだ』・・・と。


サディストの彼は、病んでいるのか・・・・・
それに応えたくなってしまう・・・マゾヒストの私はもっと、もっと・・・病んでいる。


彼が愛しい・・・そのことは、変わらない、自分に・・嬉し涙なのか
あきらめの涙なのか・・・涙がこぼれた。
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