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やさしいサディスト

2014/08/31 01:15


彼が、今度の調教先に、数年前待ち合わせをしていた
駅を指定してくれた。

彼がまだ忙しくなかった時期、車で迎えに来てくれた。
私より先についた彼は、新幹線の駅の改札で待っていてくれた。

夢のような思い出の場所だった。

平日の午後、時間の空いた彼は、私を助手席に乗せて車を走らせた。

彼の横顔を、指先でたどる。

『本物だ(笑)』と涙ぐみながら頬を触る私を
彼は、少し照れたようにはにかんだ。

『本物だよ』と優しく笑った。

そんな時の彼は、まったくもって、優しいし穏やかな紳士だ。

またあの時間を頂けるんだろうか・・・・。

平日の午後・・・。

キャンセルも覚悟しながら私は、甘い夢を見て過ごした。

なぜ、毎回毎回、冷酷に扱われながらも・・・・
毎回毎回・・・期待してしまうのだろう...『優しい彼』を。

矛盾した考えだということに気づかない・・・愚かな私だ。

『やさいいサディスト』を私は、求めてしまい彼に言い放される。

『私は、サディストだから』・・・と。


いつも冷たく冷静な彼だ。


本当は、マゾヒストは、サディストを嫌いなんじゃないかな・・・と思う(笑)。

マゾヒストが欲しいのは『優しい・・・・サディスト』・・・・。

変な言葉(笑)
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