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わがままな願い

2013/09/20 00:02
IMG_7448.jpg
部屋に戻った私は、時計を見て考えた。

深夜の1時近い時間だった。

酔いの覚めた彼は、いつもの彼だった。


明日の朝、9時の飛行機だから、7時には出なくてはいけないと・・。


今回は、国内だから・・ほんの少し心が楽だ。

精子を飲むか・・・と聞かれ私は、戸惑った。



飲みたくないわけではない。
飲みたいし・・贅沢をい言えるなら、彼を欲しいと思った。


でも『酒が入るとsexが難しい』彼。

『精液をいただく』か・・・もう一つの案をを私は提示した。

『sexも何もいりませんから・・朝まで隣にいたい』・・と。

『後30分と彼の精子が飲める』コースより『彼に触れられないけれど、朝まで隣に居られる』コースを
選びたいと思った。

ただただ・・・彼の隣にいたい。

ただただ・・・彼のそばにいたい。

ただただ・・・彼をかえしたくない。


私は、何度も却下されたが、しつこく粘った。

こんなチャンスはなかなか無い。


私は、明日の事を考え、彼には眠っていただこうと思った。

だから、本当に彼に触れるつもりもなかったし、彼を求めるつもりもなかった。


同じマゾヒストの方なら理解いただけることだと思うが・・
隣にいたい。いつもの様な姑息な考えはなかった。

私の我が儘が通ったためしがない。今回もそうだった。




『じゃあ、精子も要らないのだな?』と彼が冷たく言い放った。

『違います。朝まで一緒にいたいだけです』と何度も何度もお願いをした。

こんなに、何かを頼むことって・・・なかったような気がした。
大体・・・このぐらい・・頼めば・・願いが叶う。
それ程のワガママを言っているつもりもなかった。

もしくは・・・精子を頂いた後、朝まで一緒にいられる・・・コースもある。


涙がこぼれてきた。

これ以上私のワガママを言ったら・・何もかも失ってしまう・・・。

そう思ったが・・・言葉が見つからなかった。

すねるつもりはなかった。

ただ、私は、結局『精子を頂く30分コース』も『朝まで一緒にいられるコース』も
両方無くしてしまったことに気がつき・・・途方にくれた。

言葉を無くして・・洗面所で鏡を見た。


何をしているんだろう・・私は。

・・昨年暮れの初めての朝を思い出した。

また同じ繰り返しをしてしまう・・・。


せっかくの楽しかった時間を・・・
せっかく彼が開けてくれた時間を・・・
私は、奴隷なのだから・・・主の望むまま・・
主の言われるまま・・。

『奴隷』であって、恋人や愛人ではない。

鏡の中の奴隷の衣装の私は・・思い出させた。


私は、ベッドで横たわる彼の隣に、そっと寄り添った。

『ほんの少しで構いません。隣に居させてください』と。


悩んで迷っているうちに、どのコースも時間切れになってしまった
わがままな子供のようだ(笑)

5分でもいい。

彼の隣にいたい。
ただそれだけ。

急に彼は、私のお尻を掌でたたき始めた。

『怒ったのですか?申し訳ありません』とこみ上げた涙に
視界が曇った。

彼のとなりに寝る・・数分間さえ彼は許してはくれないのかと・・・
私は、塞き止めていたモノが溢れ出し、泣き出した。

彼の隣から離れた。

『もういや・・・です』と彼に哀願した。

『申し訳ありません』と謝罪した。

『お許し下さい』と彼に告げた。

彼は、逃げまどう私を力いっぱい連れ戻し
私のお尻、オマンコ、ラビアピアス、を叩き続けた。

いつも私が逃げだそうと思えば、逃げられていたのは
彼が、本気で押さえ込まなかったからだと知った。

180センチ近い彼に本気で押さえ込まれたら
私は、拘束されていなくても、逃げられないんだと言う事を、
今初めて知った。

私は、逃げ出す事すら出来ず、ツインのベッドの上で、
彼の掌で、叩かれ続けた。

こんなにも・・・痛いものだろうか・・。

いつも頂く、1本鞭並に・・痛さを与えてくれる。

何で叩けばここまで痛いものかと・・・。

火傷した場所に、触れられるかのように、痛くなるまで彼は、
私を打ちのめした。

私は、恐怖と痛さで、ツインベッドの間に挟まりながらも
本気で逃げ惑い・・息を切らした。

彼は、いつものように一言も話さない。

無言の彼は、さっきまでのsmバーで『優しそうな紳士』ではなかった。

・・・つづく









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