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冷静な冷たさと・・温かさ

2013/09/19 08:26
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彼は、いつも冷静だ。
どこか・・大きな心・・というか・・余裕がある。


上着を脱いだ彼に、『今日は、帰らなくて良いのですね』・・・と
彼の上着を抱きしめた。

彼に抱きつくような行動は・・なんとなく許されないような気がして
せいぜい、彼が脱いだばかりの上着に彼の温もりを感じ
そっと抱きしめるのが精一杯だった。



『匂いが付いても大丈夫ですよね』と明日、飛行機で出かける彼に
聞いた。

『数日あるからな』と。

数日あれば、私のフレグランスの香りも消え去る。




いつになく優しい彼に、嬉しくなり・・・彼の腕に触れた。

彼は、私を避けるように、私をかわしながら、ソファーに横になった。


こういう行動にも、慣れてしまっている。


何度も何度も、鏡の前で、奴隷の衣装や、髪型、口紅を
見直し、もしかしたら、彼は、私を見たらほんの少し心が動いてくれるのかもしれない・・
とかすかな期待もする。

でも、私に触れることなく、上着を脱いただけで、横たわっている。



シワのないシャツに奥様の行き届いた心が読み取れる。
何と無く・・・触れてはいけないような気がした。

彼は、ズボンを脱ぎ、無造作に置く。

私は、ズボンをハンガーに掛けようとするが、ポケットに沢山の物が入っていて
不用意に掛けようとすると、物が落ちてしまいそう。

『物が落ちてしまいそうだから、軽くかけておきますね』と告げる。



ここも私が触れてはいけない場所だ。

彼は、私を信頼してくれていて、財布も、携帯もそのまま。


ソファーに横たわる彼は、さっきまでの、ビジネスマンではなく
くつろぐ・・彼に変わっている。

私は、愛しさが溢れ出し・・・やっと『私が触れてもいい彼』になった。




彼の足元に座り彼の靴下を脱がせていく。


彼の足を優しくマッサージを始める。


何なんだろう・・・奴隷は、普通の恋人のように、愛人のように
キスを求めたり、抱きついたりしてはいけないような・・・躾を受けてきた。

SMホテルではないのに・・・奴隷の自然な流れ。




彼の大きくなったオチンチンが目にとまる。

ほんの少し、彼が私に興味を持ってくれているような気がして
嬉しくなり『触れてもいいですか』と許可を頂き、両手で確かめる。

『彼だ』・・・・。


やっとここから・・私が触れてもいい場所。

下着の上から、愛しい彼に触れる。

温かさを感じ、彼の大きさに愛しさを感じ
私の口で彼の脈打つ熱さを堪能した。


なぜ彼はいつも体臭がしないんだろう・・・匂いフェチの私には
ほんの少し寂しい。

5時半を過ぎた時間なのだから、彼がどこかでシャワーを浴びてくる時間はない筈だし・・
ほんの少し汗の臭いや、体臭がしても言い筈なのに。


思いっきり、彼の陰毛の匂いを嗅いでみた。
愛しい彼の匂い?・・・ほとんど無臭に近い匂いに
寂しささえ感じた。強いて挙げれば、洗濯物の下着の柔軟剤の匂いなのか
いい香りがした。

私の唾液の匂いが、彼に移ってしまいそうで・・
フェラチオさえためらう。

私は、彼のシャツに口紅がついてしまいそうで、シャツを脱いでいただいた。

彼の下半身から舐め奉仕をさせて頂く。

少しづつ・・少しづつ・・。




彼の乳首にたどり着き、私は唇をすぼめ吸い付いた。
彼の乳首の周りに、私の口紅がついた。

なんだか・・・彼を汚してしまったような・・
それでいて私の彼になったような・・・変な気持。

顔を上げると、彼の顔がすぐそこだ。



何も言えなくなる。

キスをしたくなった。

彼の唾液を飲みたくなった。



でも・・彼の許可なく・・キスはねだれない。


私は、欲情し始め、『アナルを舐めさせて下さい』とお願いした。

私は、彼のアナルに舌を這わせた。

ほんの少しアナルの匂いがした。
やっと見つけた。彼の匂いがする。
私だけが嗅ぐ事ができる、彼の匂いだ。

体臭のない彼なので・・ほんのわずかなのだけれど
愛しい彼のアナルの匂い。

私は、精液の匂いと同様、彼のアナルの匂いも愛しくて気持ちが高揚って行く。
『匂いフェチ』とは・・・なかなか理解頂けない嗜好のようだ。

私は、彼の匂いで、スイッチが入る。

淫らな私が私の全てを覆い、私を支配し出す。




さっきまでの控えめな私は、どこかえ消えてしまう。

『入れても構いませんか』と彼を求めだした。


『仕方がない』と彼は承諾してくれた。

私は、『モーニングピル』の話をしたのだけれど
彼から却下された。

それでも、私は、彼を私の中で感じたくなり・・
コンドームを付ける前に『1度だけ』と懇願した。


『1度だけ?って、1回のsexか?
それとも、1回入れるだけか?』と彼が聞いてきた。

『1回入れるだけです』と私は答えた。

許可を頂き、私は、いつものように騎乗位で、彼を堪能しようと
ゆっくり体を沈めようとした。

1回しかないのだから・・・・大切に、ゆっくり。


そう思う私に、彼は腰を突き勃て、一気に挿入されてしまった。

私はひどく悲しくなり彼を抜いた。



『せっかく、味わいたいと思っていたのに』・・・と
心から泣けてきた。

泣けて来たのではなく・・・泣いた。

もう彼を味わう行為は・・・終わってしまった。
『1回が終ってしまった』




彼は、私の顔を両手で抑えこんだ。

『叩かれる』と思い目を閉じた。

次の瞬間、彼は、私に濃厚なキスを下さった。

『さっき、アナルを舐めたばかりなのに・・・』と言いかけた私は
彼の激しいキスに言葉を消された。


私は、彼をもう1度埋めて、激しく腰をふった。

もう構わなくなる。奴隷も約束も・・・消え去ってしまうぐらい
私は淫らになった。



今度は、彼が私を押し返し、私をオチンチンから抜いた。


当然こうなるだろうと思った。
彼は拒否するんだろうと・・。


彼は、私をベッドに横たえ、私に跨った。

『叱責される』・・・と・・自分でも反省をした。

『1回』が『1回』では終わらなくなる。
もう2度と、コンドームを付けずに彼を頂けることはない・・・と。




彼は、私の両手を彼の両手で押さえ込み、私を激しく犯した。

なんだか・・頭が理解できなかった。


私は、いつも、騎乗位で彼を頂けるのが唯一のsexだった。

そういうものだと・・・6年思ってきた。


彼は、こんなにも激しいsexをするんだと・・・初めて知った。

私は、不思議な感覚に包まれた。

ありえない幸せ感・・と想像もつかないsex。



彼が突然、動きを止め彼を私から抜いた。

そして言った。

『何してるんだ・・・俺は』と。


私は、なんだか取り残された・・・欲情した淫乱変態メス豚だった。



いつも私は・・冷静な彼に救われているんだと・・気がついた。

彼は、いつも『冷たい』のではなく『温かい』事に
6年目でやっと気がついた。

愚かな・・私だった。


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