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滞在型ホテル

2013/09/17 07:48
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本当は、アルファインに行って、調教を頂きそれから
SMバーに行く予定だった。

2時間、調教を頂き、8時からSMバーに行く・・・という予定。


でも、前日、ホテルを取り直した部屋は、直前だったこともあり
25階の、景色のいい、かなり広い部屋だった。

滞在型も兼ねてあり、ミニキッチン、ランドリー機能も付いていた。


彼と数日滞在できたら、どれほど・・・幸せなことだろう・・そんなことを考えた。
いつだったか、彼が海外出張の時『恭子をトランクに詰め込み、2週間ぐらい調教したい』と
言ってくれたことを思い出した。


彼の衣類を洗い、彼のために食事を作る・・・なぜか
そういう考えは浮かばなかった事に、自分でも驚いた。

私は『奴隷』として、この6年間調教を受けてきたらしい。
なぜなら・・・彼と『恋人』『愛人』のようになってみたいと
漠然と思ってみても、彼との現実的な『生活』の想像すら出来なくなった。



彼の表の顔・・・彼の家庭・・・絶対に立ち入ってはいけない物だと
私自身が、ブレーキをかけてきた結果、彼の洗濯物を洗うとか
彼に食事を作るとか・・・そういう現実的な妄想すら出来なくなってしまった。

普段の私は、普通の主婦なので、家事一般は得意部類だ。
それなのに・・・『出来ない』。

不思議な感覚だった。


私は、私自身が彼に恋焦がれていて、彼の『恋人』『愛人』と言う
枠に憧れていても・・・私は『奴隷』という地位から、逃れられなくなってしまった。



ここまで到達するのに、私は、たくさん泣いた。

この想いに・・・この考えに達するまで、私は何度も何度も
彼に叱責された。

調教とは、肉体的なものだけでなく・・・精神的なモノが
とても大きい。

鞭で躾けるだけではなく、彼がいつも『凛』として
私と距離を取り、私を『奴隷』という枠から出さなかった
賜物だ。


それなのに、私は、穏やかなこの部屋の雰囲気に飲まれ
『アルファインに行かずに、この部屋で調教下さい。
決して声を上げませんから』と・・・今考えれば愚かな提案をした。


そして、『奴隷』という枠組みから、私は出ようとしてしまい
また・・彼の怒りを買ってしまった。


やっぱり・・・アルファインのようなSMホテルは
必要だ。私を奴隷に戻してくれる。


・・・つづく・・。
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