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熱を持った手

2013/05/12 22:29

111xx.jpg


彼の手の温もりが・・・好きだ。

鞭の痛さに途中で逃げ出した私に
彼は、少し落胆したような表情だった。

『どうする?やめるか?』と彼が言う。

私は、首を振って『続けてください』と告げた。


でも、私は、涙をいっぱい溜めて、壁の端の方に逃げ
何度も何度も首を振っていた。

それでも、また彼にお尻を突き出し、鞭を待った。


そんな時の動作は、どうしてもゆっくりになってしまう。
嫌なわけではない。でも、鞭の痛みは、怖い。

彼は、仕方がない・・・とでも言うように
『手にしてやるから』と言った。


確かに、1本鞭よりは良い。

でも彼のスパンキングは、これほどまで痛いものか・・・という痛さだ。

多分、鞭で赤くなった痕に当たると、鞭とは違う
火傷のような痛みが走る。
皮がむけてしまうような・・・靴ズレの皮がめくれてしまうような
痛みだ。

1本鞭もスパンキングも・・・正直、怖い。

鞭を怖がる『マゾヒスト』とは・・なんだかおかしい。

数発、いい音と共に彼の手のひらが私に痛みを下さる。

この上ない幸せだ。

愛しい主も痛みを分かち合って下さっているのだから。


いつだったか・・・スパンキングの後、彼の手のひらが
熱を持ち私のおしり同様に赤くなっていた。

とても、申し訳ない気持ちになった。

『鞭をお使いください』と・・・心から思った。

だから・・・彼の手のひらのスパンキングには、
泣き言を言ってはいけない・・・そう心から思った。

でも、バラ鞭と違い、1本鞭に傷痕は、段違いの痛さが伴う。
何回目だったろう・・・連打された私は体勢を崩した。

『これもダメなのか』と彼の声がした。

情けないと心から思った。

ごめんなさい・・・と。

『申し訳ない』とは、こういう時に使う言葉だと切に思った。


我慢できない痛みなのか・・・と自分に問うてみる。

確かに痛いのだけれど・・・もっと、大丈夫なはず。

『大丈夫です』と彼に告げ体勢を立て直した。

次を覚悟した。

彼に私の中の『ギブアップ』が聞こえてしまったのか
私の涙が見えてしまったのか・・・。

ll1.jpg

温かい彼の手が、わたしに触れた。

息が止まる。


ll2.jpg


私は、手を伸ばし、少し熱を持った彼の愛しい手に触れた。


ll3.jpg

離したくない・・・そう思った。

彼の手だから。
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