FC2ブログ

スポンサーサイト

--/--/-- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アルファイン

2013/04/13 01:45
ss6_20130413002514.jpg
この5年は、彼の役職をあげ・・一緒にホテルに入ることですら・・
戸惑うようになった。

5年前が懐かしい。

『ホテルに入る』という罪悪感は今も同じなのだけれど
5年前は、何も考えずに彼の後をついてホテルの部屋に入れた。

ごくごく・・普通の事だった。


今回私は、私が先にホテルに入り、時間をあけて後から彼が
入るように・・・しませんか・・・と提案した。

彼が忙しい事もあったが・・・彼と一緒に『smホテル』に入る・・という危険を
気にした。

『sm』は・・・未だに暗い影を落としている。
背徳的な・・・。


実際に・・・一人でホテルに入ることは、初めてだった。

ホテルの近くまで来ていながら・・入口を素通りしてしまった。
それでも勇気を出して、人目を気にしながらも・・・入ろうとした。

偶然、入口に私同様、一人の男性がいた。

同じ匂いを感じた。

同じ・・・匂いは・・・『sm嗜好』・・・という事ではなく
同じ『M性』を嗅ぎ分けた。

その男性は、誰かを待っている様子だったから・・
私は、その男性の脇を通り、ホテルに入った。

なんとなく・・・風俗の女性の気持ちになった。
こんな感じなのかな・・・と。


受付を済ませた。

部屋を選ぶように言われた。

希望する部屋は、使用中だった。

ゆっくり選ぶことも・・ためらう。
私一人なのだから・・。

落ち着いた振りをしようと・・・平静を装った。
心の中は緊張して心細い気持ちでいっぱいだった。

受付の女性に・・・『602号室でお願いします』と告げた。

エレベーターを待っている時、偶然、さっきの男性が入ってきた。


大きな荷物を抱えた男性と一緒に。

私は・・・恥ずかしいという気持ちより・・・
心の何処かで・・ほっと安心した

『同胞』だ・・・・・と。


そして、男性同士であることにも感謝した。

幸せそうな、男女の主従関係のカップルだったら・・・
もしかしたら私は、ひどく落ち込んでしまったかもしれない。



情けない奴隷だ。

自分から、彼に『時間差』を提案しておきながら。

いつも私は・・・こうだ。


彼を心配して・・・行動に出て・・・そして自分自身で落ち込んでしまう。
さすが・・自虐嗜好だ(笑)


私は、無事、602号室に入り、彼に『602号室です』とメールをした。




この・・・感情を、持て余してしまったようだった・・・今考えれば。

プレーが終わった後、彼は、TVをつけてゴルフを見はじめた。
プレーの後、ゴルフの練習を部屋でする彼には・・・慣れていたはずだった。


持て余し気味に感情は・・・私の心に広がっていった。
今日の私は何故か、ひどく悲しい気持ちになり、服を着た。

そして、先に部屋を出ますと告げた。
そして・・・冷たいF様には・・・もう無理です・・・と告げた。


彼は、表情一つ変えずに、TVを見続けていた。

そして、いつもは、受付をする彼が支払ってくれているホテル代に気がついたのか
彼は、ホテル代と・・私にお金を渡そうとしてくれた。


私は・・・本当に『風俗』のお仕事をしているような気持ちになり
涙がこみ上げてきた。

『もう・・・終りにしょう』と・・・思えた。


お金は受け取らずに、部屋を出てエレベーターを待った。



偶然、奴隷を散歩させている男女のカップルが階段から上がってきた。

私は・・・所謂『真面目そうな格好』をしていた(笑)。



20代のカップルは、私を不思議そうに見た。

『なぜここに居るんだろう?』という感じ。


私は、何も考えられなくなり・・・602号室の彼のいる部屋に戻った。


なんだか・・意味もなく泣けた。

彼の隣が・・・1番安心出来る場所だと
おもった。


彼がいつも居てくれるから、私は、この世界に居られるのだと。

彼の存在なくして・・・私は存在し得ないのだと。


彼は、部屋を出た私を探すでもなく
相変わらずゴルフを見続けていた。

彼にとって私は・・・無くてもいい存在なんだと・・・悲しく感じたが
いつものことだった。

そこに居たのは、いつもの冷たい彼だった。


何故か・・私は、いい年をして涙を浮かべた顔をして
部屋に戻った経緯を彼に話していた。



・・・どこまで彼に伝わったのかは、定かではないが(笑)・・・
彼が、『帰りは一緒に部屋を出よう』・・・と言ってくれた。


私は、人目があるから・・・別々にでましょう・・と彼に言った。

彼は『こういう所は、一緒に出なくちゃいけないんだよ』と
いつになく強引に答えた。

私は、一緒に部屋を出て、エレベーターに乗った。

彼の腕に手を回したい。
彼に抱きつきたい。
彼にキスをねだりたい。


でも、口紅が付いてしまうかもしれない。
フレグランスの匂いが移ってしまうかもしれない。


そう思うと・・・彼の手に触れるのが精一杯だった。

彼は、ほんの少し指を絡めてくれた・・ような気がした。




受付を済ませ・・・ホテルを出た私は、またいつものように
彼から離れた。

5歩。
10歩。
20歩。

彼が離れていく。

やっぱり、彼を危険にさらすことはできないと・・・
私は、彼から離れて歩くしかなかった。

愛しい彼がどんどん離れていく・・。




今回は・・・初めてのことが多く少し情けない自分が現れてしまった。

でも・・次回からは、一人でSMホテルの部屋で待ち、
一人で部屋を出ることもできる気がする。

私は、彼が居てくれて初めて、この「sm」の世界に
関わることができていることを知ったから。



私は、最下位の奴隷である事を・・・今日もまた再確認した。



ただ・・今回、『女性側からお金を払って関われるサディスト』がいたらいいな(笑)
と・・考えた。

こんな時、私は、自分がノーマルな性癖だったら
どんなに楽かと・・・思う。

でも・・私の彼に対する『好き』は、かなりノーマルな気がするのだけれど(笑)


SMと全く関係のない・・・エントリーでした。





 Home 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。