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H様との出逢い

2013/01/09 22:57
rr1_20130109003003.jpg

私は、夏に彼と食事をした時、彼から告げられた。

『私を独占することは出来無い』と。

『私には、奴隷は最下位の恭子だけだけだが、飲み友達は居る。
だから、恭子も自由にして構わない。他の誰かと会ったりしたらいい』と告げられた。

5月に調教を受けて、夏に食事という形で・・・鞭は頂けないままだった。

10月の調教も、彼の急な出張でキャンセルになっていたから・・・。

彼の私に告げた意味を考え始めた。




私の存在が・・・負担になっているんだろうと・・・思えた。

それでも、彼を想わずには、いられなかったのだけれど。



そして、私は、彼の『命令』なのか・・・彼の『望み』なのか・・・
私自身の寂しさからだったのか・・・『他の誰か』を探すべきなのではないかと
考え始めた。

メールの返信が帰ってくる・・・特別な事のように感じた。
優しい言葉をいただける・・・・幸せな気持ちに包まれた。
寂しさを埋めてくれる・・・・心が苦しくならずに済んだ。

他の誰かは・・魅力的だった。


ただ・・私自身が、彼を心から消し去ることができず
いつも中途半端な気持ちで『他の誰か』と関わるしか出来なかった。

そして『中途半端な気持ち』に罪悪感を感じ始め
私は、『他の誰か』を諦めようとした。

私の中で、彼が消えない以上・・誰とも始めることは出来ないような気がしていた。

それに・・・私は、もし新しい他の誰かと始めるとしたら・・
本気で心から愛しいと感じて・・心から尽くしたいと思っていた。

だから・・・彼の存在を残したまま・・新しい『他の誰か』は、相手のサディストに対しても
失礼な事だと思えたし・・私自身の中で・・・やはり譲れない事だった。

新しく声をかけて下さった方々は、もし・・主を持たない私だったら
良い関係を築き上げて行くことが可能かサディストだった。


ただ・・・『彼』ではない。

重くのしかかった・・大きな問題だった。
その彼に私は、負担がられてしまっているのだから(笑)



そんな私に『彼の存在を持ったままで構わない』と告げて下さったのが
H様だった。

都内に住む私より一回り年上の、経験豊富な、それなりの社会的地位のある
男性だった。

ただ、私がその男性に惹かれたのは・・・社会的地位でも、経験豊富な事でもなかった。

その男性が『最後の奴隷』として・・・考えてくださると告げてくれた事と
『彼の存在』を持ったままでいいと言ってくれた事が、とても大きかった。


そのあと、その男性と関わり、温かさを感じ、その男性のSM嗜好のルーツを聞き
私と何処か・・同じものを感じた。

『心の傷』ではないにしても・・・『トラウマ』を抱えていたように感じた。


以前ブログにも綴ったが、SM嗜好の人の中に
『トラウマ』や『幼児期の絶対的愛情を受け損なった経験』を持ったタイプと
全く、心当たりのないタイプがあることを知った。

私は、同じようなトラウマを持ったサディストにひどく共感でき
とても惹かれる。これは・・どうしょうもない事実だった。

ただ、彼は、そういう『心の傷』を持たないタイプのサディストだった。

今も、私が求めているのは・・・同じタイプのサディストなのか
別なタイプのサディストなのか・・・よくわからない時がある。

私は、一緒に死んでも構わない・・・と思える相手を探したいと
心から思っているのは・・・「心の傷」が大きく影を落としているような気もする。

だから・・・『心の傷』を持った同胞に惹かれ
でも・・・『心の傷』を持たない彼のようなタイプに・・助けを求めてしまっているのかもしれない。



こんな、自分でもよくわからない感情を抱え・・・
私は、その男性『H様』と関わりを持ち始めた。


11月末にこちらに来る用事があるから・・・会わないかという話を頂いた。


まだ・・・先の話だったが、10月のキャンセルを頂いてばかりの
私には・・・許された話のように感じた。

それでも戸惑っていた。

11月中旬、H様からから電話を頂き、偶然、都内いにた私は
H様の会議が終わるのを待ち、お会いする事になった。

『部屋を取りますか?』と尋ねられたが、
『お話だけで』という返事をして、14時にホテルオオタニの本館ロビーで
待ち合わせをした。


場所を確認していたものの、スマホの位置ナビを過信していた私は
広すぎるホテルオータニを一周してしまい(笑)
ロビー階ではなく、1階から入ってしまった。

otani_enter1.jpg


ロビーが見つからず、H様の携帯に電話をして
携帯で誘導していただきながら
約束のロビーに着いた。

otani_lobby1.jpg

携帯でロビーまで誘導してくれていた声が直接
『はじめまして。』と紳士的な笑顔で
迎えてくれた。

約束の場所にさえ、手を借りなければいけないような
愚かな私にH様は、温かく接してくれた。

そして『時間どおりですね』と迷った私を・・・優しい笑顔で褒めてくれた。

『褒められる』うれしさを・・マゾヒストの私は
味わってしまっていた気がする。

こうして・・私は、第2章へ足を踏み入れた。

(H様の社会的地位をおびやかす事なく
細心の注意を払い、ブログに綴らせて頂くことをH様から許可頂きました)



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