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終わり方

2012/12/05 01:28
dd7_20121021231033.jpg

新幹線で彼の街を過ぎた。


何を考えて出かけたのか・・よく覚えていない。

今までは、新幹線の中は『彼に会える』と、ドキドキして、緊張して、喜んで、幸せすぎて
『夢のよう』な時間だったはず。

今回は・・違った。

ほんの少し・・彼を疑った。
『なぜ連絡を下さらないんだろう』・・・と。


今までの放置は、ただの放置なのだけれど
今日は、『約束』した上での放置だから・・・・少し意味が違う。



私は、生活の中心が彼だったりする。

でも彼の中で私は・・忘れ去られてしまう存在なのかもしれない。

それでも、心の何処かで、彼に会えるかもしれないという
かすかな期待が『大きく』なろうとして・・・その思いを大きくしてしまったら
期待が外れたとき・・辛いから『期待しないように』と心にブレーキをかけた。

いや・・・今回は、期待が外れて・・・『失望感』を感じることを望んでいたような気さえする。



そう・・苦しすぎる。

冷たい彼を想い続けることが・・・少し限界だった。

だから『失望感』の力を借りて、彼を忘れたいと思った。


そういう気持ちも・・確かにあった。

『愛しすぎて・・苦しい。』



新しく、始めたいと思った。
新しい誰かと・・・。

彼の私への冷めた感情を身にしみて感じて
自分の愚かさを自覚すべきだと・・・思った。

彼が仕事が終わると言っていた時間になっても、連絡はなかった。

待ち合わせ場所さえ決まっていない。

時間も、彼の仕事の終わる時間がせめてもの・・・目安だ。


『何をしているんだろう』・・と自分に問いかけた。



とりあえず私は、以前彼と待ち合わせをした場所へ向かった。

もしかして、彼が居てくれるんじゃないかと。
周りを見たが彼の姿はなかった。

携帯も鳴らない。

彼が仕事を終わると言っていた時間が過ぎた。
『もし、仕事で無理でしたら、もう少し待って帰ります(^^)』

と、冷静を装ってメールした。

10分後彼から返信が来た。

『ごめん。無理だ。連絡もしなくて本当にごめん』

と・・・・。


『待っていても無理ですか?』と返信した。

返事はない。

『ほんの少しでもF様に会いたいです』
『話せませんか?』

反応のない彼に・・・私は動揺してしまった。

『こんな終りは、嫌です』

精一杯の想いを伝えた。

『もう少しだけ待たせてください』と告げた。


とても寒い夕方だった。
もう真っ暗になっていたし、前回彼と待ち合わせをした
まだ明るかった季節とは、全く別な気がした。

こうして終わってしまうんだ・・と感じた。
10年間の彼との想いは、こんな終わり方なんだと。

でも・・・終わりたくない私は・・返事を頂けないまま
待ち続けた。









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