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表情・・・

2017/08/06 00:36
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調教の後、彼はミストレスで私をさやか様に委ねた。
さやか様の甘い香り、きれいな指先・・・・

S女性に、こんなに心を許せる存在は、さやか様しか知らない。

M女性にとって、主様(男性の場合)と同格の女性の存在は
なかなか受け入れられないものがあった。

私だけかもしれないが(笑)


初めは、彼と同じS性を持ったさやか様に魅力を感じながらも
彼とさやか様が、意気投合する場面を見るたび、何処か取り残されたような・・・気持ちになった。


会話に混ざる事が出来なくて・・彼と対等に話すさやか様に
嫉妬を感じていた。

そんな、卑屈な私を、蔑むでもなく・・・また、ご機嫌取りするでもなく・・・
自然に彼との会話に入れてくれた。

『恭子は、最下位なんだから、ソファーに座るな』 と彼に言われ
ソファーの脇に、正座させられたり・・・

彼とさやか様の談笑を、切ない思いで聞いていたりした。

きっと・・・そんな時の私は、奴隷ではなく・・・ただの『女』になっていた。

女性の嫌な部分・・・。

勝ち負け・・・だったり、『私だけ』を欲しがったり・・・・。

そんな時、必ずといって・・・彼は、私にやさしくしてくれることはなかった。

叱責されたり、他の女性の話を興味深そうに話し続けたり・・・。

それでも、彼の傍に居られる事は、何物にも変えがたい。

どんな扱いを受けても・・・彼が愛しくて、自分でもどうする事も出来ない。

でも・・心の何処かで、自分のプライドのような、ほんの少しだけ残った 『プライドの欠片』 のようなものが
残ったままだったりする。

切なく苦しい感情だ。


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切なく苦しい感情でいっぱいいっぱいになった時・・・私は・・こんな風な笑い方をしてしまう。

泣いてしまいたいのだけれど・・・泣いてはいけない様な・・・
『楽しくしなくちゃ・・・』的な・・・

ミストレスから帰る時、私と彼は時間差で階段を下りる。

彼が先に階段を降り始め・・・私は、彼の姿を目で追う。

また・・・長い放置プレイの始まり・・・。




『キスしてかなったです』  思いもよらない事を口走っていた・・私。

何を言っても、軽く手を振り・・・もしくは、そのまま、振り返りさえせずに彼の姿が消える。

いつもの事。彼曰く・・・・『慣れたもの』・・・。


彼は、振り返り立ち止まった。



『今日は、キス頂いていませんでした』と・・・往生際の悪い私は話し続けた。

怒られる・・・スルーされる・・・と自己嫌悪で一杯の私は・・・例の表情をした。



『仕方がないな』・・・・と彼は、階段越しに唇が触れるか触れないかのキスをくれた。

彼のアナルを舐め、彼の精子を飲み、セックスをしても・・・・
彼の『キス』は・・・奴隷には中々、手が届かなかったりする。

『奴隷には』・・・ではなく・・・私には(笑)・・・


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