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ミストレスの階段

2014/01/01 00:41
写真-(64)

12月の調教は、彼の2度のキャンセルと、彼から提示された日に私が
都合が付かなかった事もあり・・・今年はもう調教頂けないかと・・・
諦めていた。

それでも、彼を待ち続けていた。

2日前、『夕方から時間が空いた。調教可能だ』と連絡を頂いた。

他のSMパートナーはどんな風に、調教の日程を決めるのだろうか・・・。
私は、ただひたすら、彼の時間が空くのを待つ。

私は、ミストレスに行きたいと・・彼に告げた。
この前、失神してご迷惑をかけたままだったから・・・・
女王様にご迷惑をおかけした旨を謝りたかった。

また温かく介抱くださった、さやか様、ゆうな様、ねこ様に
お礼を言いたかった。

そして、彼のお気に入りのミストレスに・・・『彼が行きたいんだろうな・・・』
と嫉妬にも混じった複雑な気持ちもあった。
そう・・奴隷に『嫉妬』という感情は・・・持ち合わせてはいけないはずなのに・・・。

主が望む事を叶えて差し上げたい・・・・そういう純粋な気持ちと
不釣り合いなのか(笑)・・・こちらも純粋な『嫉妬』という感情が入り混じる。

『嫉妬』とは・・・本当に・・純粋な感情で(笑)自分でもどうすることもできない感情だ。

『泊まれるのか?』と彼から聞かれたので『泊まりたいと思います』と答えた。

彼のホテルと同じホテルを予約することができた私は、その旨を伝えた。

私は、彼と同じ部屋に泊まる事はない。
同じ部屋に泊まったのは、去年の暮れ1度だけだった。

そしてとても悲しい記憶が残った。

『恋人ではなく奴隷である』と再確認させられた。



それでも、ミストレスから一緒のホテルに帰ってくることが出来るだけでも
私には充分幸せだった。

『一緒に帰れる』という幸せ。

私にとって『一緒』とは、とても幸せな事。

いつも・・・別々に歩き、別々に地下鉄に乗る。

密室以外で彼と一緒にいられるのは・・・一緒のホテルに帰る時の
深夜のタクシーか、ミストレスの中。

普通の幸せが・・・私には・・なかなか手に入らない。

調教の当日、『この格好でお待ちしています』と画像を送った。

急いでいたせいか・・・化粧をせずに送ってしまった・・・。

私は、彼を想うあまりにいつもくだらない失敗をする。

こういう沢山の想いを・・・彼は知る事もなく
六本木の坂をハイヒールで歩き、何度かつまづきそうになり
そして、さやか女王様と彼の約束通り

『出入り禁止だから、這って階段を上がるように』との命令に従い
私は、さやか女王様の前で、彼から首輪のリードを引き上げられ
1段1段、四つん這いで上がった。

写真-(80)


私は、階段を上がりきった後、なぜか、彼よりも
さやか女王様の足元に絡みついた・・・。

さやか女王様は、優しく声をかけてくれた。

涙が、溢れるのを、必死に我慢していた。

彼に知られたくない・・涙だった。

私は・・・奴隷になりきれていないんだと・・・自分でよく自覚した。

『奴隷失格』だと・・・。

『堕ちる』とは・・苦しく切ない感情も伴う・・。

私は、愛されない奴隷だからだろうか・・・。


彼から他のサディストの男性に心移ることはなかったが・・
Sの女性なら・・・愛しく思えるんじゃないか・・そう思わせるぐらい
ミストレスのさやか様は、魅力的だった。

彼を女性にしたような『冷たさ』と『温かさ』を持ち合わせていらっしゃる。

夜の街の騒音と、人の声に・・・ドキドキしながら
とても惨めで、それでいて、ひどく興奮してしまったのも事実だった。

私の中の・・・記憶に残る時間。

妖しい・・・時間だった。
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