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屈託のない笑顔

2013/01/09 01:13
rrr2.jpg

彼の表情を、私は全て知り尽くしていた気がしていたが・・・・
違っていた。

彼のサディストの『微笑み』を今回初めて見たような気がした。

『5年かかった』と彼は言った。

私に本気で鞭を入れるのに・・5年の月日がかかった・・と。


確かに。私は、彼から初めて調教を頂いた日に
彼の振り下ろす鞭から本気で逃げ出した。

はじめのひと振りは、彼も少し手加減した鞭だったと記憶している。
でも私は、その手加減されたひと振りでさえ、彼に怯え、逃げ出した。

初めて会ったばかりの人から拘束され鞭を入れられる事を
望まなかったような気がする。


ただ、彼とは、初めて調教いただく5年前からメールでは知っていた。
5年の空白があっても尚・・・忘れられない存在の人ではあったはず。

それでも・・・鞭の痛みは強烈で私は全力で逃げ出した。

その時の彼の落胆した表情が今も忘れられない。
あれから・・5年。

バラ鞭や乗馬鞭を頂く事はあったが・・・

1本鞭で、手加減なく鞭を頂いたことはなかったような気がする。

今までは、程よい痕が薄らと残る程度だった。



今回、アルファインで彼と、もう一人のサディストのH様から
頂いた記憶は・・・多分一生消えないと思う。


椅子に座る時・・・血液が充血してくる瞬間
鈍い痛みを伴う。

・・その度、彼とH様から頂いた鞭が蘇る。

怪しく淫らな部屋と、真性サディストの存在する空間は
たまらない匂いがする。


そして、容赦ない鞭に恐怖を感じ、怖気づきながらも
『真性サディスト』の存在は、私に『もう1回』を欲しがらせた。

のたうち回る私を、彼は、どんなふうに見ていたのだろう。

私には、彼の表情も、H様の表情も見る余裕など無かった。


ただ・・痛みが何回目かに・・・快感に変わっていった。

快感に変わった私は・・・もう私ではなくなった。



彼のサディストの『微笑み』を見たのは、部屋に帰り
鞭の痕をあらためて見ていた時だった。

私のミミズ腫れの鞭の痕を、彼は指先でなぞり
まるで少年のように・・・屈託のない笑顔を見せてくれた。

『本当に・・サディストなんだ』と・・・

私は、少し彼に距離を感じ・・・それでいて
私の奥深くは・・・とても喜んでいた。


私も、真性マゾヒストなのかもしれない。













H様との出逢い

2013/01/09 22:57
rr1_20130109003003.jpg

私は、夏に彼と食事をした時、彼から告げられた。

『私を独占することは出来無い』と。

『私には、奴隷は最下位の恭子だけだけだが、飲み友達は居る。
だから、恭子も自由にして構わない。他の誰かと会ったりしたらいい』と告げられた。

5月に調教を受けて、夏に食事という形で・・・鞭は頂けないままだった。

10月の調教も、彼の急な出張でキャンセルになっていたから・・・。

彼の私に告げた意味を考え始めた。




私の存在が・・・負担になっているんだろうと・・・思えた。

それでも、彼を想わずには、いられなかったのだけれど。



そして、私は、彼の『命令』なのか・・・彼の『望み』なのか・・・
私自身の寂しさからだったのか・・・『他の誰か』を探すべきなのではないかと
考え始めた。

メールの返信が帰ってくる・・・特別な事のように感じた。
優しい言葉をいただける・・・・幸せな気持ちに包まれた。
寂しさを埋めてくれる・・・・心が苦しくならずに済んだ。

他の誰かは・・魅力的だった。


ただ・・私自身が、彼を心から消し去ることができず
いつも中途半端な気持ちで『他の誰か』と関わるしか出来なかった。

そして『中途半端な気持ち』に罪悪感を感じ始め
私は、『他の誰か』を諦めようとした。

私の中で、彼が消えない以上・・誰とも始めることは出来ないような気がしていた。

それに・・・私は、もし新しい他の誰かと始めるとしたら・・
本気で心から愛しいと感じて・・心から尽くしたいと思っていた。

だから・・・彼の存在を残したまま・・新しい『他の誰か』は、相手のサディストに対しても
失礼な事だと思えたし・・私自身の中で・・・やはり譲れない事だった。

新しく声をかけて下さった方々は、もし・・主を持たない私だったら
良い関係を築き上げて行くことが可能かサディストだった。


ただ・・・『彼』ではない。

重くのしかかった・・大きな問題だった。
その彼に私は、負担がられてしまっているのだから(笑)



そんな私に『彼の存在を持ったままで構わない』と告げて下さったのが
H様だった。

都内に住む私より一回り年上の、経験豊富な、それなりの社会的地位のある
男性だった。

ただ、私がその男性に惹かれたのは・・・社会的地位でも、経験豊富な事でもなかった。

その男性が『最後の奴隷』として・・・考えてくださると告げてくれた事と
『彼の存在』を持ったままでいいと言ってくれた事が、とても大きかった。


そのあと、その男性と関わり、温かさを感じ、その男性のSM嗜好のルーツを聞き
私と何処か・・同じものを感じた。

『心の傷』ではないにしても・・・『トラウマ』を抱えていたように感じた。


以前ブログにも綴ったが、SM嗜好の人の中に
『トラウマ』や『幼児期の絶対的愛情を受け損なった経験』を持ったタイプと
全く、心当たりのないタイプがあることを知った。

私は、同じようなトラウマを持ったサディストにひどく共感でき
とても惹かれる。これは・・どうしょうもない事実だった。

ただ、彼は、そういう『心の傷』を持たないタイプのサディストだった。

今も、私が求めているのは・・・同じタイプのサディストなのか
別なタイプのサディストなのか・・・よくわからない時がある。

私は、一緒に死んでも構わない・・・と思える相手を探したいと
心から思っているのは・・・「心の傷」が大きく影を落としているような気もする。

だから・・・『心の傷』を持った同胞に惹かれ
でも・・・『心の傷』を持たない彼のようなタイプに・・助けを求めてしまっているのかもしれない。



こんな、自分でもよくわからない感情を抱え・・・
私は、その男性『H様』と関わりを持ち始めた。


11月末にこちらに来る用事があるから・・・会わないかという話を頂いた。


まだ・・・先の話だったが、10月のキャンセルを頂いてばかりの
私には・・・許された話のように感じた。

それでも戸惑っていた。

11月中旬、H様からから電話を頂き、偶然、都内いにた私は
H様の会議が終わるのを待ち、お会いする事になった。

『部屋を取りますか?』と尋ねられたが、
『お話だけで』という返事をして、14時にホテルオオタニの本館ロビーで
待ち合わせをした。


場所を確認していたものの、スマホの位置ナビを過信していた私は
広すぎるホテルオータニを一周してしまい(笑)
ロビー階ではなく、1階から入ってしまった。

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ロビーが見つからず、H様の携帯に電話をして
携帯で誘導していただきながら
約束のロビーに着いた。

otani_lobby1.jpg

携帯でロビーまで誘導してくれていた声が直接
『はじめまして。』と紳士的な笑顔で
迎えてくれた。

約束の場所にさえ、手を借りなければいけないような
愚かな私にH様は、温かく接してくれた。

そして『時間どおりですね』と迷った私を・・・優しい笑顔で褒めてくれた。

『褒められる』うれしさを・・マゾヒストの私は
味わってしまっていた気がする。

こうして・・私は、第2章へ足を踏み入れた。

(H様の社会的地位をおびやかす事なく
細心の注意を払い、ブログに綴らせて頂くことをH様から許可頂きました)



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